ごあいさつ

 

 皆様には、平素より伊万里信用金庫をお引き立て頂き、心より厚く御礼申し上げます。
 本年も、当金庫の経営方針や業務の内容、業績などをご紹介し、一層ご理解いただく為にディスクロージャー誌「2023いまりしんきんレポート」を作成いたしました。ご高覧いただければ幸いに存じます。
 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の長期化に加え、欧米のインフレ加速と景気悪化、ロシアのウクライナ侵攻による燃料、原材料等あらゆる物資の価格高騰など、さまざまな課題に直面する1年でした。
 地元では飲食業、観光業関連など、ほぼすべての事業者が売上減少に苦しみ、利益減少、資金繰り悪化が追い打ちをかけるほか、人手不足により、事業展開や事業の維持に支障が出ている状態です。
 そのような中、当金庫は「副業人材マッチング」プロジェクトを開催、様々な経営課題の解決のために、都市部人材が登録する「副業マッチングプラットホーム」に企業を掲載し、専門的に優秀な人材を低料金で企業とマッチング契約で繋ぐ取組を行いました。また、各種補助金申請の支援事業にも力を注ぎ、令和4年度の補助金申請採択状況は、37先の採択を得て採択率は67%でした。その中でも、事業再構築補助金の採択率は50%と全国平均の48%を上回る採択率でした。
 地域貢献活動としては、伊万里市の移住促進会員制度に協賛企業として登録し、市外からの移住者に対する優遇商品を提供することで、移住者の促進・応援の一助を担っています。そのほか、「信用金庫の日」には本店駐車場で献血運動を行い108人の協力をいただきました。また、第17回グラウンドゴルフ大会を開催したところ246人が参加。令和4年11月13日(日曜日)には「集まろうイマリ」雑貨市を3年振りに開催したところ、雑貨ブース64店、フードブース35店、その他4店が出店し、3,000人を超える来場者があり、今年度も開催を予定しているところです。
 さらに、信金中金のスキームを利用した、企業版ふるさと納税制度を活用して、伊万里市に1,000万円の寄附を行いました。
 令和4年度の決算は、期末残高で預金が958億円、貸出金が604億円となりました。損益の面では堅実に業務収益の計上を図り、当期純利益が1億83百万円、自己資本比率は国内基準の4%を上回る11.94%となり健全な経営を維持しています。これもひとえに地域のお客様のお力添えの賜物と深く感謝いたしております。
 私共は、経営理念を掲げ、利己と利他の調和の協調の経営により、地域金融機関として円滑な資金供給を行う中で、地域経済やお客様が抱える課題に真摯に向き合い、その解決に資する価値ある提案ときめ細かな支援を行い、地域の会員およびお客様から信頼され、皆様から必要とされる「いまりしんようきんこ」を目指して参りたいと思います。
 今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和5年6月
理事長 山口 宏
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